フリーターは確定申告をしよう2

確定申告時期がはじまりましたね!(ごあいさつ)以前のエントリで書いた還付申告は5年以内ならいつでも受け付けていますので、3月15日の申告期限にとらわれず行ってみてください。この時期に還付申告を行うと、実際に還付されるのが5月以降とかになるようです。早く還付してほしい人は2月15日より前に申告するのが良いです。(あ…!)
さて実際の還付申告のやり方ですが、国税庁のホームページを使って行っていこうと思います。ただし今回は単にアルバイトで年末調整してもらえなかったよーという人のみ対象とさせていただきます。タイトルが「フリーターは確定申告をしよう」ですもので。あと以下はただの説明になりますのでご了承くださいのです。

実際申告編

平成20年分の申告についての説明となります。

  • 用意するもの
    • パソコン(ウィンドウズは2000以上・マックは10.4以上のようです)
    • プリンタ
    • 勤め先(アルバイト先)からもらった源泉徴収票
    • 国民年金を払っている場合は控除証明書
    • 生命保険とか個人年金を払っている場合は生命保険料控除証明書
    • 国民健康保険料を払っている場合は年間に払った額が分かるもの
    • 途中であきらめない意志
  1. まず国税庁の確定申告コーナーに行きます。*1作成開始ボタンをクリックするとそれぞれの申告書作成コーナーを選べます。所得税の申告書を選択してください。提出方法ですが、住民基本台帳カードとカードリーダーをお持ちの方は電子申告でも良いと思いますが、持ってない方は印刷して提出する方法を選んでください。ここでは印刷して提出する方法で説明していきます。そして「次へ」をクリック。
  2. パソコン環境を全部チェックして「次へ」をクリック。
  3. また「次へ」をクリック。すると申告書選択のコーナーが出てくるはずです。
  4. 給与だけで年末調整をしていないので、「申告書A」欄をクリックしてください。
  5. 生年月日を入力する欄が出てきますのでささっと入力して「次へ」をクリック。すると申告書のフォームが出てきます。
  6. 一番左上の「給与」をクリック。すると別窓が開き、源泉徴収票のフォームが出てきますので、ここに源泉徴収票と同じ欄に同じ額を入力します。支払者(会社)の名前と住所を書かないと次に進めませんのでご注意ください。
  7. 入力したら下の方に「次へ」があるのでクリック。なんかポップアップが出てきますが気にせずOKを押して申告書フォームに戻ってください。
  8. 保険料とか年金とかなんにも払ってない人はこれで終わりです。申告書の右側の真ん中らへんに「申告納税額」欄がありますが、そこの「還付される金額」にいくらかの金額が出ていますでしょうか?還付される金額にいくらかの金額が出ていれば、それが税務署から還付されます。もし「納める税金」に金額が出ていれば、税務署にその金額を納付しなければなりません。(原則の話です。あまり言えませんが申告しない…という方法も…もごもご)
  9. 国民健康保険とか国民年金とか払っているのであれば、申告書フォームの左側の真ん中らへんに「社会保険料控除」の欄がありますのでリンクを椅子を回転させながらクリックしてください。
  10. 社会保険料の種類と金額を記入する窓が現れます。国民健康保険国民年金などを選択し入力したら、またしても「次へ」をクリック。
  11. 生命保険料控除などがあればそれもフォームから飛び、控除証明書のとおりに入力し、体をひねらせながら「次へ」をクリック。
  12. 全部入力し終わったら、申告書フォームの下の方に「次へ」がありますのでクリックし、次に進んでください。すると国税庁が親切にポップアップで「還付される金額は000円です」と教えてくださいます。
  13. 次のページに行くと住民税に関する事項の入力を迫られますが、すっとばして「次へ」をクリック。
  14. 住所などを入力する欄が現れますので全力で入力し還付される口座番号なども入力したら、「次へ」をクリックします。(整理番号・提出年月日は入力しなくてよいです)
  15. するとやっと印刷コーナーにやってきますので、印刷画面を表示して印刷しちゃってください。(PDFが出せない方は頑張ってアドビリーダーをインストールしてください)
  16. 印刷が終わったら「次へ」をクリックし続けると「ご利用ありがとうございました」という画面になって「終了」ボタンが現れますので意気揚々とクリックし、申告書作成を終了してください。

印刷した申告書は税務署に送らなくては還付されません。所轄税務署(住所を入力すると、第一表の左上に勝手に所轄税務署が出てくるはずです。)に印刷した申告書(第一表と第二表です)を信書便で送ってください。控えに受領印が欲しい場合は、返信用封筒を入れておくと送り返してくれます。
添付資料は、源泉徴収票国民年金を払っている方は国民年金の控除証明書・生命保険を払っている人は生命保険料控除証明書のいずれも原本です。これは第二表の裏側にホッチキスなどなどなどで留めておいてください。ちなみに国民健康保険を払っている場合、添付資料はありません。
添付資料はコピーを取って控えに貼り付けておくとなんとなく安心できます。

これで、今申告すれば5月から6月くらいには還付されているはずです。どうもおつかれさまでした。あと抜けてることとかあったらすみません。*2

*1:リンク先は平成20年分です

*2:医療費が10万円以上あるとか配当所得があったとか土地などを売って利益出たとか事業やってるとかいう方は申告書の本が今はガンガン出てますのでそれを買って見ながらやりましょう。