トイレは鍵をかけない

タイトルのとおりです。
えー!って、みんなやるでしょ?ひとり暮らしは特にやるでしょ?だって誰もいないもん。誰もいないのにトイレに鍵をかける意味がわからない。まあ、実家にいたときから鍵はかけなかったんですけど。
実家のトイレは、鍵がなんか旧式でこうくるっと回すとかかるタイプじゃなくて、引っかけたからドアあかなーいってやつだったんです。でなんかだんだん建てつけが悪くなったのかなんなのか、しっかり引っかからなくなりまして。最終的には家族みんな誰も鍵かけてなかった。開けるとそこには誰かいるなんてことはしょっちゅうであります。今は実家も引っ越してちゃんと鍵かかるようになったみたいなんで、ちゃんと鍵かけてるかどうか知りませんけど。なので、他人の用を足す姿というのは慣れっこでしてね。居酒屋とかのトイレで酔っぱらった誰かが鍵かけないで用足してて、そこ開けてキャー!て、あんまりならない。「ああ、すみません」てなります。
今、だいたい家に誰かいるんですけど、誰かっていうか好きな人がいるんですけど、最初の3年くらいはトイレに鍵かけてたんですよ。まあ、恥ずかしいし。見られたら。それで老後までずっと行くんだと思ってたんですけど。
今の家に引っ越してから1か月くらい経ったある日、トイレのドアを開けたら、そこにはゴキブリと酷似した虫がいました。目、しっかり合いましたよ。私は大多数の女子と同じくゴキブリは死ぬほど大嫌いで触るのも見るのも殺すのもイヤです。できれば一生目にしたくなかった。ひいってなって、ちょうど好きな人が部屋にいてパソコンなどをたしなんでいらしたので、逃げ帰り、助けを求めました。それで助けてもらったんですが、それからというものは、好きな人がいるときは鍵をかけなくなりました。いつ虫が出現してもそのまま飛び出せるように。好きな人は本当に常識ある大人で、私がトイレの鍵をかけてなくても面白おかしく開けてこないので安心です。
鍵をかけない、という状態に慣れちゃったんです。
先日友達が遊びに来たという話を上で書いておりますが、そのときもトイレに行ったときに鍵かけるの何回か忘れてました。幸い誰も来なかったんで大丈夫ですけど。
で、まあ、会社でも割と忘れます。用を足してるその真っ最中に気付くこともしばしばあります。うちの会社のトイレは、一見しただけではトイレに入ってるかどうかわかんないんです。けっこう、突然「ガチャッ」ってやられることもあります。まだ鍵をかけてない状態と突然ガチャッが交錯したことはありませんが、いつかその偶然が重なるときは来るでしょう。
きっと来る。